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山梨学院大学法学部法学科で憲法を担当している専任講師です。
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憲法に関心をお持ちのみなさんに何か情報をお届けしたいと思い、このブログを開設しました。法学科で担当している憲法Ⅰ(基本原理)・Ⅱ(基本的人権)・Ⅲ(統治のしくみ)・Ⅳ(憲法の諸問題)の講義の内容や、最近読んだ本の内容をご紹介することで、憲法の勉強に興味を持っていただければ幸いです。

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憲法Ⅲ(統治のしくみ)第13回

2010.07.14 16:42 | 講義 | 投稿者:武田芳樹

みなさん、こんにちは。

7月13日の憲法Ⅲ(統治のしくみ)では、内閣の有する行政権について解説しました。現在の通説によると、日本国憲法65条が内閣に与えている「行政権」とは、すべての国家作用から立法作用と司法作用を除いた残りの作用であると理解されています(このような考え方を「控除説」と呼んでいます)。このようにして定義される行政権が内閣に帰属するといっても、18名の国務大臣ですべての行政作用を担当することは不可能です。そこで、行政権が内閣に帰属するとは、内閣が行政権を行使する行政各部を指揮監督することを意味すると理解されています。

このように考えると、全国の警察を管理する国家公安委員会のように、内閣から独立して活動する「独立行政委員会」の存在が問題となります。行政作用を担当する行政機関は、内閣の指揮監督に服するということが憲法の要求だからです。それでは、国家公安委員会のような組織を設置することは憲法違反なのでしょうか? 答えは、教科書の308頁にのっていますので、お休みした人は読んでおいてください。

次回の講義では、議院内閣制を取り上げます。次々回の最後の講義では、小テストを実施します。

それでは、また来週、講義でお会いしましょう。

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