ノルウェーの森
2010.12.01 20:48 | Google Earthで空の旅 | 投稿者:内藤

「ノルウェーの森」と題しましたが、写真はノルウェーの森の衛星写真ではなく、兵庫県神河町砥峰(とのみね)高原の“ススキの原”の写真です。この“ススキの原”は、村上春樹原作の映画「ノルウェーの森」のロケ地となったことで知られています。映画「ノルウェーの森」は12月11日より公開されます。
私は小説「ノルウェーの森」を、大学2年生の秋、病院に入院しいている最中に読みました。友人が、話題の小説だからと、お見舞いにプレゼントしてくれたのです。私は、暇にまかせて夢中で読みました。病気で入院しているにもかかわらず、徹夜をして2日ほどで上・下巻を読み切ったと記憶しています。
読み終わっての最初の感想は、なんてエッチ(今時の学生なら“エロい”かな?)な小説なんだろう、と言う事でした。言葉に表すには躊躇するような、行動や出来事、感情が“つぶさ”に、そして“たんたん”と描かれていて、「こんなこと書いていいんだ』という衝撃と共に、居心地の悪さを感じました。
この“居心地の悪さ”は、今では、作者の村上春樹氏の確信犯的な演出だったように思います。これは、後に読んだJ・D・サリンジャー作「ライ麦畑でつかまえて」などに共通する読後感でした。以後、この“居心地の悪さ”を埋めるように、村上春樹、J・D・サリンジャーの小説を読みあさりました。
村上春樹氏の小説を読んでいて、この作家がジョン・アーヴィングやミヒャエル・エンデの影響を受けている事を知り、両作家の本もたくさん読みました。こうして、好きな作家を大学時代に見つけられた事は、私の今の人生を豊かにしてくれています。
映画「ノルウェーの森」、見たいよな見たく無いような。またグッと心臓をエグられる経験をする前の、お化け屋敷の入り口に立ったような気持ちです。主人公を演じる松山ケンイチ氏は、「デス・ノート」の“L”役や「デトロイト・メタル・シティ」の“ヨハネ・クラウザーII世”役や「人のセックスを笑うな」などで印象に残る役を演じているので、観たい気持ちが勝っているのだけれど....。
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コメント
- 冨永様
コメントありがとうございます。コメントの公開と返事が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
私は、最近は文学作品を読む回数は少なくなってしまいました。本を読むのがスゴく遅いんです、私。その代わり、一度読んで強い印象を受けた本の事は、割と覚えています。
そう言う意味で、村上春樹氏の作品は後々まで覚えている事の多い本です。
また、お酒を飲みながら、そんなお話が出来たらと思っています。これからも、よろしくお願いします。 - 投稿者:内藤統也: at 2011/07/06 20:56
- 先日は
風にて、大変、失礼しました。
春樹は
私も好きで
愛読しています。
カフカ、
ねじまき鳥
その他を
読みました。
その後に
カズオ・イシグロを―。
繊細さ
男女の機微
男女の性概念を超えたもの
あるいは
両者を複合したもの
大胆さと
残酷さと
人間の生死を見すえた筆致
抽象性と具体性
魔性と神聖
緊張と弛緩
堕落と成長
苦悩と快楽
これらを
種々複合しつつ、
根底には
一切を包容する
やさしい眼
が あるように思います。
思索の翼は
羽ばたきを止めませんが、
哀しきかな、
着地する空間は見出せません―。
宇宙論と
地球および人間の成長論
そして
その過程における
春樹(的なもの)の存在理由について
お時間のあるときに
ご示唆
いただきたく
思います。
猛暑の日々ですが、
これも意味あるものと捉え
流れる汗を 愛しくも思います。
どうか
お身体くれぐれも
ご自愛ください。
以上 就職・キャリアセンター/冨永
- 投稿者:冨永 秀樹: at 2011/06/30 18:57





