TOP > 経営情報学科 > 内藤ゼミ > キングス・キャニオン

経営情報学科

内藤ゼミ

メンバー専用ページはこちらから

RSSを表示する

カレンダー

« 201709  
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

キングス・キャニオン

2008.10.09 19:07 | Google Earthで空の旅

写真は、オーストラリアのエアーズロックのやや北にある、ワタルカ国立公園のキングス・キャニオン(Kings Canyon)です。ここは、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」で、題名にもなっている“世界の中心で愛をさけぶ”シーンで使われた場所です。この夏、私がはまったもののひとつが、このドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」です。

元来、私は流行ものはあまり好きではなく、実際に「世界の中心で、愛をさけぶ」がヒットしていた2004年には、触手は動きませんでした。ところが、今年の初夏、アジサイの咲く頃に、何の気なしにラジオで聴いた柴咲コウさんの歌“かたちあるもの”に惹かれて、YouTubeで検索した所、このドラマの最終回の最後のシーンに重ねた動画(http://jp.youtube.com/watch?v=VsAlfJpBGiI)に行き当たりました。YouTubeでは小さな動画ですが、その風景の美しさにもっと見たいと興味を持っていた所、これまた偶然、中古屋さんでドラマのDVDのボックス・セットをみつけて、つい衝動買いしてしまいました。ドラマを見て、柴咲コウさんが出演していないので驚いた程、中身は知りませんでした。

ドラマの舞台は、携帯電話もインターネットもまだない1987年の山と海に囲まれた町(撮影は主に伊豆半島で行われた様です)。そこで若いふたりが恋に落ち、ゆっくりとお互いの結びつきを強め、徐々に強い絆を築いていく様子が描かれた前半。ふたりを襲う悲劇の中で、お互いのために出来る事を懸命に探る様子が描かれた後半。何回でも、ずっと見ていたいほど、感動しました。また、周りの人物たちの背景や心の動きも丁寧に描かれていて、その部分も、とても良かったです。私は週に1話のペースで見いたのですが、まだ悲劇の始まらない前半でさえ、毎週涙をボロボロ流してしまいました。

 金曜日の夕方の「かいじ」号の中で、ヘッドフォンをして、ノート・コン
 ピューターでDVDを見ながら、ボロボロ泣いている変なおじさんを見た人。
 そう、その変なおじさんが私です。

どうしてこんなにハマったのか?1987年、携帯もネットもない時代。連絡の手段は、電話か手紙、ドラマではカセット・テープが使われます。そして、美しい自然。これは、まさに私の青春時代そのものなのです。襖のサンにはさんであるアイドルのレコードのジャケット、本棚に並んだ百科事典、今ではCDやコンピューターに置き換わってしまった小道具が、手を抜く事なく随所にちりばめられたコダワリ振りに、ドラマ制作者のこの時代への愛情が感じられます。こんな所に、まんまと乗せられ、どっぷりと浸かってしまったのでしょう。

ドラマを見終わった後に、道具が便利になり、得る物が多い分、失った物も大きいのではないかと、強く感じました。つい、若い人を相手に、昔は不便だったけれどがんばった!今の若者は贅沢だ!なんて、お説教をしたくなったりします。とは言うものの、私が青春を送った時代だって、その前の世代の人達から見れば、十分便利な物に溢れているように見えたはずです。この感情は、単に、青春へのノスタルジーなのでしょうか?それとも、私の中から、大切な物が失われていくのを時代のせいにしたいだけなのでしょう?この答えが分かるほどは、私はまだ年をとれずにもがいているようです。

このドラマで演出を担当している堤幸彦さんは、この夏公開された「20世紀少年」の監督でもありますね。「20世紀少年」浦沢直樹さんのコミック全巻持っています。愛読書です。

話題が散漫となってきましたが、最後に、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」では“世界の中心で”と言う言葉が使われたり、ドラマの中で“ウルル”と言う言葉が何度も出てくるので、エアーズロックが撮影に使われたのかと思って、GoogleEarthで探していましたが、どうも該当する谷間のような地形がないと思っていました。インターネットで検索した所、ロケ地として、写真のキングス・キャニオンが紹介されていて、納得しました。結局、便利な道具の恩恵にドップリ漬かって毎日を送っているわけですけれど。

参照
http://the-azure.blog.so-net.ne.jp/archive/c45414336-1

Google Earthで得た画像の取り扱いについては
http://maps.google.co.jp/support/bin/answer.py?answer=26392
を遵守しています。

コメント
kyさん、またまたコメントありがとうございます。

「“圧倒的な”風景」ですね、見たことがあろうとなかろうと。我々の心を鷲掴みにし、連れて行ってしまう。kyさんらしいコメントです。

私、「ノスタルジア」でもうひとつ注目しているものが、音です。必ずしも歌や演奏でなくても良いのですが、波の音や、鳥の鳴き声、電車の走る音。現在の日常からかけ離れた音である程、“望郷の念”を呼び起こすように感じます。

一方、医学的にも指摘されている、匂いと記憶の関係も時折感じる事があります。この場合は、“念”ではなく、画像や言葉に直結した記憶のように思います。

話は尽きないですね。

次回は、音、音楽に関したブログを準備中。乞うご期待!!
投稿者:内藤: at 2008/10/22 21:20
なるほど。

観てみようか、という気になりました。

「ノスタルジア」は、なかなか、あなどれないものですね。
というのも、「かつて自分のいた場所」のみならず、「かつて自分が、一度もいたことのなかった場所」にさえ、「望郷の念」を感じることがあるような気がするからです。

それは、たとえば、「昭和初期の日本」であったり、場合によっては「“物語り”の世界」であったり。
しかし、いずれの場合でも、「“圧倒的な”風景」がひとつの「鍵」であるように思います。(決して、“ダイナミック”なということではなく、人を“魅了する”風景ということになりましょうか…。)

「1950年代の東京」を舞台とした映画「三丁目の夕日」が、「建造中の東京タワー」や、「夕日」を「鍵」として、我々を連れて行こうとするのは、「かつて存在しなかった東京」へなのだろうな、という気がします。

そういった意味において、「世界の中心で愛をさけぶ」の「1980年代的風俗のディテール」や、「キングス・キャニオンの風景」が、ワタシをどこへ誘ってくれるのか、楽しみです。
投稿者:ky: at 2008/10/19 20:58

コメントを投稿する

ページトップへ

ブログ一覧ページへ

学科
法学科
政治行政学科
現代ビジネス学科
経営情報学科
管理栄養学科
キャンパス
カレッジスポーツ
学生チャレンジ
ランゲージオフィス(Language Office)
学生サービス
学園情報
山梨学院中学校・高等学校
山梨学院小学校
山梨学院幼稚園
コミュニティ
コミュニティ(学外開放サイト)

モバイル版

お使いの携帯電話からも覧いただけます。

http://blog.ygu.ac.jp/m/

Yamanashi Gakuin

Copyright(c) Yamanashi Gakuin University. All Rights Reserved.

Array