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専門は英米文学です。とくに20世紀の小説作品を研究しています。担当している科目は、文学、英語です。好きなことは、読書、オートバイツーリング、カメラ(デジタルカメラ、銀塩カメラ)、音楽鑑賞(クラシック、英米のロック、アイルランドの民俗音楽etc.)などです。研究室は40号館4Fにあります。気軽に遊びに来てください。

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多重露出は藤原定家である

2011.04.16 10:33 | Photo

 4月15日はぽかぽか陽気に誘われて桜の撮影に出かけた。北杜市では清春芸術村の桜など桜の名所は何ヶ所かあるが、あまり人出の多いところは敬遠して、芸術村の桜は尻目に長坂から花水という地区に下り、そこの清泰寺という古刹の桜を撮ることにした。ここの彼岸花が見事であることは昨秋偶然に通りかかって知ったが、桜もよいことは最近まで知らなかった。

 境内では、どこかのテレビ局のカメラマンが桜を撮影していたが、それ以外は、三々五々訪れる人が見られるくらいで境内はいかにものどかである。早速、こちらも撮影に入る。カメラは昨年海外のオークションで手に入れたマミヤC3 Professionalという二眼レフである。このカメラは町の写真店などで多く使われていたカメラで、二眼レフでは世界で唯一レンズ交換ができることで知られる。アメリカの女流写真家ダイアン・アーバズが使用していたカメラとしても有名だが、このずっしりと重いカメラで彼女はあまたの傑作をものしたわけだ。さて、こちらも傑作をものしようと、露出計で露出を測り、ほぼ満開の桜の花にレンズを向けた。

 何枚かは普通に撮れた。しかし、こちらがまだカメラの使い方を熟知していないこともあるが、フィルムを巻くクランクが動かなくなる症状がときどき出る。それでも何とか工夫してブローニーフォルムを一本写し終わり、帰途写真店で現像だけお願いして、家でフィルムをスキャンしてみて驚いた。何枚かが多重露出になっていたのだ。そして更に驚いたのは、その多重露出の写真が何とも幻想的で美しかったことである。これらに比べると、まともに撮れた写真がいかにも平凡に見えた。

 カメラ好きの友人に多重露出写真を送ると、「多重露出というのは藤原定家のような世界だ。素晴らしい!あの満開の桜の空にまた桜が咲いている!死後の世界のようだ。死後の世界がこうだったらいいなと思う。」と文学者らしい返事をくれた。

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