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プロフィール
専門は英米文学です。とくに20世紀の小説作品を研究しています。担当している科目は、文学、英語です。好きなことは、読書、オートバイツーリング、カメラ(デジタルカメラ、銀塩カメラ)、音楽鑑賞(クラシック、英米のロック、アイルランドの民俗音楽etc.)などです。研究室は40号館4Fにあります。気軽に遊びに来てください。

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ザッパ少年恐るべし - Complete Works of Edward Varese

2009.03.24 00:52 | CDs

・Complete Works of Edward Varese Volume 1
・Sir Hamlton Harty, An Irish Symphony with The Wild Geese/In Ireland
・Rachel Unthank & The Winterset, Cruel Sister
・Nitty Gritty Dirt Band, William E. MaEuen Presents"Will the Circle Be Unbroken"

 最近息子がCD店でアルバイトを始めた。何か適当なアルバイトをずっと探していたようだが、最終的に決めたのは自分が足繁く通った有名レコードチェーン店だというのも息子らしい。店は我が家から車で40分ほどかかるから、足繁く通ったとはいえ実はぼくが車で連れて行ったのであって、その店を最初に教えたのももちろんぼくである。休みの日など、こちらが少しでも暇そうな顔をしてると、「行こうか?」と息子が声をかけてくる。その「行こうか」は英語の付加疑問文の「当然行きますよね」という断定的な言い方で、こちらは遠いしやだなあというしかめっ面を一応見せはするものの、内心は、しめた、もちろん行きますよ、行きますともという笑顔を隠したしかめっ面なのである。
 今日夕食を食べた後すぐ息子のアルバイト先に向かったのは、息子からDVDとCDの購入を頼まれたからである。危惧していたことであるが、そのCD店はメタルやハードロックやパンクの在庫が豊富なので、それらのファンである息子にとってはいわば宝の山でアルバイトしているようなもの、稼いでも稼いでもみなCDやDVDに変わってしまうのではないか。親としては一応それはまずいのではないかと注意したけれども、何のことはない、父親と同じことをしてるだけなのである。ところでなぜぼくに購入を頼んだかといえば、店の決まりで店員は最初の1ヶ月間は商品の購入ができないことになってるのだという。さもありなん。店員が無闇に自分の店の商品を購入するのは不健全である。客を優先すべきところなのに、中古の出物があったからと店員が先に買ってしまうのは、インサイダー取引のようなもので、職業倫理にも悖るだろう。とはいえ、ことはそんなに大げさなことではないし、ぼく自身が久しぶりにCD店をのぞきたかったので息子の依頼を受けることにしたのである。父親と気取られないようにしてくれと事前に息子から注意を受けてた。
 頼まれたDVDとCDを探し出した後、中古クラシックの棚とロックの棚を時間をかけてじっくり見る。クラシックの棚には欲しいCDが無数にあったが、今日はぐっと我慢してアイルランド出身の作曲家ハミルトン・ハーティ(1879-1941)の「アイルランド交響曲」のCDを購入することにした。NAXOSというレーベルはめずらしいイギリスやアイルランドの音楽のCDを出してくれるのでコレクターにはありがたい。
 ロックの棚に現代音楽の作曲家エドワード・ヴァレーズのコンプリートワークス第1巻があったのは嬉しい驚きだったが、「フランク・ザッパが最も影響を受けた作曲家‥‥少年時代のザッパがなけなしの小遣いを叩いて購入したLPとしても有名なアルバムが遂にCD化!荒々しく凶暴な打楽器群、咆哮するサイレンが衝撃的なヴァレーズの代表作でザッパ一番のお気に入り『イオニザシオン』‥‥」という宣伝文句を読んで納得した。それにしても「恐るべき子供」ザッパ恐るべし!ヴァレーズはぼくも昔LPを所有しておりよく聴いたものだが、大学生か大学院生かどちらかの頃のことだから、ザッパには到底敵わない。
 最初に「クルーエル・シスター」というタイトルが目に留まり、棚から引き出してみると、「05年ブリティッシュ・フォーク・アルバムの最高傑作」と宣伝文句がある。こうなると買わざるをえないが、それというのも、英国やアイルランドのクラシック音楽のCDともどもフォークのCDも集めてるからである。英国には長いフォークの伝統があり、その影響はクラシックにもロックにも広く深く及んでいるが、その森があまりにも深いので迷子になる恐れもあり、集めてると言っても、実は森の入り口辺りをうろついているにだけであることは言っておかねばなるまい。「クルーエル・シスター」はトラッドの有名な名曲である。
 ニッティ・グリッティ・ダート・バンドはアメリカのカントリー・ロックの雄である。彼らの傑作アルバムUncle Charlie & His Dog Teddyを聴いて以来大好きになった。「永遠の絆」は2枚組でカントリー界の大御所がずらりと打ちそろって録音した傑作だという。オートバイツーリングのときに流そうか。

コメント
内藤先生、コメントありがとうございます。ぼくもザッパのCDは何枚か所有していますが、正直なところもうひとつなじめません。部分的にはいいなと思うところもあるのですが、どうやらもう少しじっくり聴き込まなければならないようです。ヴァレーズはお気に入りだったのに、その影響を受けたザッパにあまりなじめないのは不思議のような気もしますが、影響関係はあっても別の個性なのですから、それが当たり前なのかも知れません。ぼくの場合は何でも広く浅く、そしてあまりこだわらないというのが物事に対する基本的な姿勢・態度ですから、ほとんど無自覚のまま、ジャンルの壁を平気で飛び越して聴いたり読んだりするようです。今後、このブログでは購入したCDについても書くつもりです。クラシックの批評家のように、この演奏はどうのこうのというような文章は書けませんし、書くつもりもないのですが…。
投稿者:大神田丈二: at 2009/03/25 00:29
“ザッパ恐るべし”のタイトルに誘われてやって来ました、内藤です。

私、フランク・ザッパが生前に発売したCDはほとんど持っています。初めて、ザッパを聴いたのは、彼本人よりもスティーブ・バイや、テリー・ボジオなどのバンド・メンバーへの興味からでしたが、いつの間にやらザッパの音楽の世界の虜となって、中古レコード屋を探しまわってCDを揃えました。そのおかげで、貧乏学生だった私の生活はますます苦しくなりましたが!!集めたCDは、今でも大切に聴いています。

そのザッパが“少年時代になけなしの小遣いを叩いて購入した”音楽を、大神田先生がご存知とはビックリです。私が好んで聴いている音楽の、そのまたルーツを大神田先生がご存知だったのは、これで2回目ですね。先生の音楽の趣味の奥深さには感嘆します。私も、エドワード・ヴァレーズと言う作曲家や、クルーエル・シスターと言う曲に注目してみようと思います。
投稿者:内藤: at 2009/03/24 08:55

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