TOP > 管理栄養学科 > 大神田 丈二(Okanda’s Office)

プロフィール
専門は英米文学です。とくに20世紀の小説作品を研究しています。担当している科目は、文学、英語です。好きなことは、読書、オートバイツーリング、カメラ(デジタルカメラ、銀塩カメラ)、音楽鑑賞(クラシック、英米のロック、アイルランドの民俗音楽etc.)などです。研究室は40号館4Fにあります。気軽に遊びに来てください。

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講談社文芸文庫を救出する会14ー吉村昭の『戦艦武蔵』

2007.04.28 03:23 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 毎週木曜日もしくは金曜日は、天気さえよければ、オートバイ・ツーリングの日と決めている。平日ということで幹線道路を除けば道路はたいていどこもがらがらだし、景勝地も温泉も名物の食べ物屋もひっそりとしている。木曜日か金曜日に思い切り遊ぶ分、土日に仕事や授業の準備をしなければならないが、まあ、楽しみの後に苦しみがあるのが世の常だ。
 4月27日の金曜日、翌日からゴールデンウィークの連休が始まろうという日、...

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ノマド的読書案内01

2007.04.20 04:14 | 文   学 | 投稿者:大神田

ノマド的読書案内

大神田 丈二

 読書といえば秋だと思っている人が多いようだ。しかし、声を大にして言いたい、夏こそ読書の季節だ、と。夏の読書には他の季節では味わえない独特の趣がある。それは夏が移動の季節だからだ。農耕民族である日本人がもっとも遊牧民(ノマド)に近づくときだからである。いったい「読書の秋」などと誰が言い始めたのか知らないが、いかにも定住型の農耕民族の発想である。稲の刈り入れも終わり、ほっ...

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講談社文芸文庫を救出する会13ー『神楽坂/茶粥の記ー矢田津世子作品集...

2007.04.18 21:57 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 最近救出した文芸文庫は『神楽坂/茶粥の記ー矢田津世子作品集』である。実は、4月の初旬にいつもの古本のチェーン店で購入してあったのだが、新学期の多忙にまぎれて救出報告を怠っていた。
 矢田津世子という閨秀作家については、この文庫を手にするまで、ほとんど知るところがなかった。年譜によれば、1907年(明治40年)秋田県生まれ、30年23歳のときに「文学時代」の懸賞小説に当選して文壇にデビュー、36年に...

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講談社文芸文庫を救出する会12ー大江健三郎『万延元年のフットボール』

2007.04.18 02:24 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 今日3月26日は春らしいいい陽気だった。午後散歩しているともう半袖でもよいくらいで、人家の庭先には色とりどりの花が咲き、川原の土手の桜も一気に開花しそうな勢いだった。
 夕食前に買い物がてら車で古本屋のチェーン店へ。iPodでアイルランドの歌姫シネード・オコナーのすばらしい歌声を聞きながら本を漁る。店内に流れる有線の音楽がどうにもたえがたく、また、店員たちの機械的な「いらっしゃいませ」のくりかえし...

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講談社文芸文庫を救出する会11ー白州正子『かくれ里』

2007.04.18 01:51 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 午後9時過ぎ、遅い夕食をすませてテレビで映画を観ていたが、猫の缶詰が1缶しか残っていないことを思い出し落ち着かなくなった。冷蔵庫が空っぽでわれわれの食料がなくとも不安を覚えることはないけれども、猫たちの食料が尽きかけるともうダメだ。猫たちの哀れっぽい鳴き声が幻聴のように聞こえてくる。どうにもいたたまれなくなり、おもしろそうな映画だったが、深夜0時までオープンしているスーパーまで買い出しに行くこと...

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講談社文芸文庫を救出する会10ー和田芳恵『暗い流れ』、梶山秀之『せど...

2007.04.18 01:48 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 時刻は午後4時半になろうとしていたが、散歩写真に出かけることにした。場所はいつもの小比企高原(何度も書くが地名としての小比企高原はない、八王子市の南部の小比企町にある10ヘクタールの野菜生産団地を勝手に高原と呼んでいるのだ)である。ここ数日の寒の戻りは身にこたえるが、春の彼岸も近くなり、だいぶ日脚は長くなった。半時ほど歩いていたら、ちょうど真西にある高尾山に陽が沈んでいった。
 トイレを借りたいこ...

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講談社文芸文庫を救出する会09ー小島信夫『抱擁家族』

2007.04.18 01:47 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 今日3月12日は強風が吹きつのった。暖かい日が続いていたので身が切られるように冷たく感じられた。ニュースによれば、北国では大雪が降り、冬がもどったようだという。桜の開花はその冬の平均気温がもっとも低い日から数えるのだというが、これでまた少し先に延びることになるのだろうか。
 今日救うことができたのは昨年亡くなった小島信夫の『抱擁家族』。『抱擁家族』を救うことができたとは皮肉な、誤解されかねない言い...

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講談社文芸文庫を救出する会08ー吉行淳之介『星と月は天の穴』

2007.04.18 01:45 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 朝、ベランダを見ると、薄紫のクロッカスの花びらが逆光に美しくすけていた。早速カメラのレンズを向けると、花びらに蜂らしい虫の影が映っている。真上から花をのぞくと果たして小さな蜂で、何と全身が黄金色の花粉にまみれているではないか。花粉はあるいは虫を酔わせるのかもしれない。蜂は一心不乱、まるで酔い痴れたように、花心にもぐりこんでは、さらに花粉を体になすりつける。そして、ときどき陶然としているかのように...

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講談社文芸文庫を救出する会07ー岩野泡鳴『耽溺/毒薬を飲む女』、川端...

2007.04.18 01:43 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 3月3日牧丘のはやぶさ温泉へ行く。温泉にゆっくりつかり、泉水を購入して帰途についたが、時間も早かったので、高速は利用せずに甲州街道を走った。笹子川には渓流釣りを楽しむ人たちの姿がどきどき枯れた葦の間に見られた。
 甲州街道を走るのはいつも楽しいが、1時間もすると運転にも倦み疲れた。どこかで休憩しようと思っていると、大月インター入口にある某古本屋チェーンが目に入る。休憩がてら本を漁ることにした。最近...

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講談社文芸文庫を救出する会06ー安部公房『カンガルー・ノート』、椎名...

2007.04.18 01:42 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 家人を職場に送ったついでに普段あまり行かない某古本屋チェーン店をのぞいたら、105円の棚に遠藤周作の『哀歌』があった。今日救出できた文芸文庫はこの1冊だけ。他に購入したのは、安部公房『カンガルー・ノート』(新潮文庫)と椎名麟三『永遠なる序章』(新潮文庫)である。
 遠藤周作も安部公房も椎名麟三もみなもっと読まれてもよい作家である。とりわけ椎名麟三が読まれていないのではないかと思うと悲しい。「日本の...

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講談社文芸文庫を救出する会05ー石川淳『白描』、上田三四二『短歌一生...

2007.04.18 01:40 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 3日前と同じく、散歩写真の帰途、某古本屋チェーンに立寄る。今日は気まぐれにも、いつもと逆の順序で棚を見ることにした。つまり、いつもはクラシックの棚、写真雑誌の棚、105円の文庫本の棚という順序に回るのだが、それを逆に回ったということである。しかも、105円の文庫本の棚は、著者名の「あ」からではなく、「わ」から逆に見るという念のいれようである。なぜこのようなことをしたかと言えば、探偵小説『ブラウン...

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講談社文芸文庫を救出する会04ー大岡昇平『愛について』、清岡卓行『ア...

2007.04.18 01:37 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 2月14日は、九州地方などでは春一番が吹いたというニュースがあったが、関東地方も春の嵐のような不安定な天気であった。かなり激しい雨も降った。
 午後、大量の採点に倦み疲れたので、小雨の降る中、気分転換にカメラを持って外出した。いつものように車で小比企高原(ほんとうの高原ではないが広々とした場所なので高原と勝手に名づけている)に行き、適当な場所に車を乗り捨てると、カメラで風景や野草などを撮影しながら...

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講談社文芸文庫を救出する会03ーアダム・フィッシャー指揮「ハイドン・...

2007.04.10 15:27 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 講談社文芸文庫を救出する会を立ち上げた背景にはどうやら某古本屋チェーンに対する一種アンビバレントな感情があるようだ。文芸文庫が105円で他の10円程度の文庫と同等に扱われて売られていることに対する義憤と、それとは相反する、よくぞやってくれたという称讃の気持ちとがないまぜになっているのではないか。というのも、ぼくがもっとも旺盛に本を読み、もっとも旺盛に本を買っていたのは、70年代の後半から80年代...

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講談社文芸文庫を救出する会02

2007.04.09 23:58 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 講談社文芸文庫を救出する会を一人で立ち上げてから2年ぐらい経つかもしれない。その間、かなりの数の文芸文庫を救い出したが、よく考えてみれば、いや、よく考えなくとも、救いにはまったくなっていないのだった。105円というのは作品の価値からいったらいかにも安過ぎるのではないかと義憤を感じたのが会設立の動機であったが、やはりこちらも105円で買っているわけだから、本の価値にふさわしい金額を払っているのでは...

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講談社文芸文庫を救出する会01ー幸田文の『ちぎれ雲』、『包む』、『番...

2007.04.09 23:55 | 講談社文芸文庫を救出する会 | 投稿者:大神田

 講談社文芸文庫を救出する会を一人で立ち上げている。どこから救出するかといえば、某古本屋チェーン店からで、何とわが家の近くのチェーン店ではときどき文芸文庫が105円の棚にさらしものになっているのだ。講談社文芸文庫は、文学好きの人間ならば誰でも知っていることだが、名作の宝庫である。作家の好き嫌いはあっても、これだけ粒よりの文庫は他にない。ぼくの友人の作家は他の本は売り払って自分の本棚には文芸文庫全点...

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