Vol.9 山梨通訳ボランティアネット 〜クローズアップ編〜
2010.05.04 07:00 | 山梨通訳ボランティアネット
テーマ:コミュニケーション
今回のむじなみゅ〜ずは・・・山梨通訳ボランティアネット の皆さん
@信玄公祭りにて
『通訳ガイド結集!』
会員が一年でもっとも楽しみにしているという活動が信玄公祭りでの通訳ガイド。
山梨通訳ボランティアネットでは、昨年に引き続き、今年も横田基地からの観光客のガイドを行った。
今年の参加者は18名、男女半々くらいで、年齢は最年少が高校生、最年長は隅谷代表など60代と幅広い。
その中にはアメリカ出身でALTとして山梨で英語指導をしているTAUREANさん、YULIさんや東京から駆けつけた会員の姿も。
また、英語力もプロの通訳ガイドの資格を持った方もいれば、それほど話せないというレベルの方もいる。
バスの到着が予定よりも遅れたため、メンバーはしばらく甲府市北口の特設駐車場で待つことに。
「普段はどのようなお仕事していらっしゃるんですか?・・・今までなかなか伺いづらかったもので。」
そんな少々遠慮がちな会話も聞こえてきた。
思いがけない待ち時間は、ガイド同士がコミュニケーションを深める貴重な時間となったようだ。
『いよいよ到着』
予定よりも約45分遅れて大きなマイクロバス2台が到着。
横田基地からの観光客は、アメリカを中心とした英語圏、またそれ以外にもスペイン語圏、中国語圏などさまざまな人種で、ご年配者や子供も含む約70名。
バスから次々と降りてくる観光客の姿に、ガイドたちの表情には緊張の色も見えたが、県職員兼会員で設立当初から尽力してくれている新井達司さんが出迎えの挨拶とガイドの説明をし、すぐにバス添乗員の指示で5名〜10名ほどのグループに対しガイド1名〜2名が配置された。
先頭グループを引率したのは今年2回目の参加となる飯室実さん。
アメリカのオレゴン州に留学したご経験があり、英語を使える機会を持ちたいと会員になった。
飯室さんが担当したのは子供4人を含む10名ほどの大きなグループ。
最初にユーモアを交えながら英語で伝えたのは・・・
「自分はガイドではありません!聞きたいことがあったときにだけ答えます。」ということ。
プロのガイドではないので、気軽なスタンスで一緒に楽しみたいということを知ってもらいたいという想いからだった。
まず一行が向かったのは舞鶴城。
北口方面の広場はたくさんの観光客や甲州軍団に参加する武将姿の人たちでごった返していた。
トイレをすまし観光を始めようというところで・・・
グループの一人が両膝を痛めており、階段の多い城を廻るのは困難なのでここで待つという話に。
その方の家族は心配そうに「城を1周したらそこに戻れるか」と何度も飯室さんに尋ねる。
そこで、飯室さんが大丈夫だということを英語で説明すると安心した様子。
さぁ、出発!・・・ところが今度は花火打ち上げのため行こうと思っていたルートが通行止めになるという祭りならではのハプニング。
しかし、こういった際にたやすくルート変更できるのも地元ガイドの強み。家族は飯室さんの案内で別ルートから舞鶴城を登った。
次に同行させていただいたのは、ベビーカーを引いた家族を含む10名ほどを引率する宮田雅子さんと牧嶋由利さんのグループ。
宮田さんは個人的に英語を教える機会もあり、講座に通うなど英語力向上に努めているそうだ。
牧嶋さんは趣味として英語学習を始めたとのことで信玄公祭りのガイドは初参加となる。
一行は、宮田さんのリードで記念碑や人物などの説明をはさみながら、舞鶴城〜春日通りへと祭りの主要箇所を廻っていった。
宮田さんはゲストの名前を書いたメモを片手に、たびたび全員の姿が見えることを確かめながら進んでいく。
牧嶋さんは、ベビーカーを引くお母さんや小さなお子さんに気を配りながら宮田さんをサポート。
春日通りで山梨県産の日本酒やワインの試飲を楽しんだ後、最後に向かったのは甲府駅南口の出陣式会場。
わずかな距離を移動するのもままならないほどの大混雑だったが、ゲストを無事に会場までご案内しようとお二人とも一生懸命だった。
次回は・・・
お祭りもいよいよクライマックスに!そしてガイドも。
クローズアップ編最終回です。




