Vol.9 山梨通訳ボランティアネット 〜ご紹介編〜
2010.05.01 07:00 | 山梨通訳ボランティアネット
テーマ:コミュニケーション
今回のむじなみゅ〜ずは・・・山梨通訳ボランティアネット の皆さん
@グループ紹介
グローバル化が進む近年、1998 年から2008年までの10年間で山梨県の外国人登録者数は11,230人から17,281人と約6,000人増加している(※1)。
また、2008年に山梨県に訪れた観光客数(※2)は475,290,000人にものぼる。
こういった状況を受け、山梨県は社団法人やまなし観光推進機構や財団法人山梨県国際交流協会を中心に、さまざまな国際交流や推進事業を行っている。
その取り組みの一つとして、山梨県国際交流課・山梨県国際交流協会共催の中国語観光ボランティア研修(2008年)、英語・韓国語観光ボランティア研修(2009年)が実施された。
これは通訳及び通訳ガイドのスキルアップを図るためのセミナーで、それぞれの言語で各5回開催され、主催者側の予想を上回る多くの参加者が集まった。
研修最終日には、神奈川にあるSGG(善意通訳・グッドウィルガイド団体)クラブ会長により、彼らの具体的な活動内容等の紹介があり、
研修での出会いや学び・他県での活動に刺激を受け、関係者および参加者の間で「各言語でできたグループの和を今後も継続していこう」という動きが高まった。
そして、有志によって立ち上げられたのが「山梨通訳ボランティアネット」だった。
設立は2009年7月26日、会員は隅谷真二代表を中心とした役員5名を含め32名(2009年6月1日現在)。
「おもてなし」の精神をモットーに地元山梨での国際親善・国際理解の推進に貢献できるよう尽力している。
また、現在社団法人やまなし観光推進機構に会の定例会開催場所の提供を受け、月一度の定期的な活動を行っている。
今後は、やまなし観光推進機構・山梨県国際交流課、そして2009年に登録した政府観光局(JNTO)・SGG(善意通訳・グッドウィルガイド団体)などとの連携を図りながら、より幅広く山梨の魅力を伝えていきたいとネットワーク拡大を考えている。
※1 法務省入国管理局資料参照
※2 ここでいう「観光客数」とは、都道府県ごとの平成20年度の「観光地入込み客数」をさす。「統計基準」との記載があるものは (社)日本観光協会「全国観光統計基準」に準拠した手法を採用したもの。「県内・県外」、「日帰・宿泊」不明分については判明している比率に分配して算出。
資料 平成20年 山梨県観光客動態調査結果
参考サイト http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-k/17390378357.html
次回は・・・
活動をよりクローズアップしてご紹介させていただきます!