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鈴木 優典

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刑法担当。趣味は山歩きと写真。着任して以来増加の一途をたどった体重をさすがに気にして目下ダイエット中…だけど,増えたり減ったりが続く日々。少し減ったおかげで一時着られなくなったスーツが着られるようになったり…やっぱり,酒を慎んで,運動しろってことで^^;
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雑談をちょいちょい,勉強の話はちょっとだけ。

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(注意・16年の山行です!)遠い遠いトムラウシ山(5)

2017.06.20 00:03 | 日々々々山を想う | 投稿者:鈴木優典

(4)から続く

 

 すっかり泥のように眠って,午前4時頃に起きてシュラフを片付け,朝ごはんの準備。

 といっても,引き続きカップ麺とおにぎり。ただし,宵越しのおにぎりはさっぱり美味しくないので,カップ麺のスープにおにぎりを投入して雑炊にします。テン泊の際の僕の定番の2日目ご飯。味の面でも衛生面でも2日目のご飯はダメ。いろいろと試した……冷凍して持っていく等々やってみたがどっちみちダメらしいのです。かといって,2日目にカロリーメイト等の非常食兼行動食を消費するのは本意ではないし,決して,美味しいものではないので,ここでひと工夫。今朝はカップヌードル(カレー味)だったのでカレー雑炊とあいなりました。

 

 食事が終わってしまえば,やることは出発の準備……と,この忠別岳避難小屋,入口から細長い土間があって,それを取り囲むように逆U字型に板の間になっています。が,この板の間,結構土ぼこり等々で汚れている。誰も掃除をしないのか?

 そこで備え付けのホウキで板の間を掃き,かといって集まったゴミをその辺に捨てるわけにもいかないので手持ちのゴミ袋に放り込む(ちなみに,スタンドプレーではなく無人の避難小屋ではごく当たり前の対応だと思う。常駐の管理者がいない以上,一歩間違えば簡単に「コモンズの悲劇」がやってくる。)。

 

 掃除はそんな時間のかかるものでもないので,あとは出発の準備。といっても,水の補給くらい。ごく近くにある雪渓下の沢までいって汲んできました。もちろん,浄水器を通してです。

 

 準備が整ったら……

 バイバイ!忠別岳避難小屋!

 

バイバイ!忠別岳!……なんか,妙に名残惜しい。

 

 忠別岳避難小屋からは高低差200m程の,五色岳の稜線に向かってハイマツの中を進む。

 

 振り返ってみれば(北東方面),左から武利岳,武華岳。右の二等辺三角形が北見富士。
その昔は,どこが富士?と思っていたが,ここからみると立派に富士ですね。

 

 でもって,間もなく五色岳分岐点。ここから比較的平らな稜線歩き。

 

 今日目指すトムラウシ山……頂上が雲の中。それにしても遠いです。

 

 化雲岳の麓にある木道。やっぱり,トムラウシ山が雲の中。

 この辺まではかなりのペースだけど,ゆるーい下りのせいで,やっぱり右足のふくらはぎの痛みが取れない……が,がんばるしかありません。

 

 ピンクのエゾコザクラ。結構あるが,割と限られる。

 

 化雲岳とトムラウシ山のコル(鞍部……U字型の底)にある,道標。右上にいけばトムラウシ山,左上にいけば,ヒサゴ沼避難小屋。岩だらけは嫌です。

 

 鞍部から登り返す。ここからトムラウシ山だが,木道以外のところは岩がゴロゴロ……歩幅が大きくなりがちなのであんまり好きではありません。

 

 こんな木道ありの奇岩群。この世の果てがあるとしたらこんな荒涼としたところかもしれない。

 

 東側に目をやればヒサゴ沼。ヒサゴというのはひょうたんのこと。なるほど,ひょうたん沼。

 

 ですが,2009年のトムラウシ山遭難事故の始まりの地点。最初にボタンを掛け違った山小屋です。

 後から考えればですが,悪天候を理解して1日停滞(出発しないでそこにとどまること)していれば,誰も生命を落とすことはなかったはずです。そして,ヒサゴ沼避難小屋……どの登山口からもとても遠いのです。

 

(1)五色岳に戻って,沼ノ原経由でクッチャンベツ登山口に下りる。

(2)化雲岳から天人峡に下りる。

(3)トムラウシ山を経由して短縮路入口に下りる。(予定ルート)

 

 ルートとしては(2)が一番安全なはずですが,時間で考えればどのルートをつかっても標準時間で6~7時間といったところ,この3つしか選択肢がないなら,(3)トムラウシ山に向かってしまったことがありえない選択肢だったとはとても言えません

 天気は風も強く雨も降っており悪い。しかし,午後からは回復するという予報が出ている。どこに下りるにしても相当な時間と体力が必要。(1)(2)であれば登山口についたところで迎えのバスがあるわけじゃない。別途手配が必要になる。(2)に下りれば旅館もあって安全だが……バスの手配どうしよう。そもそも,ここで断念して下山する必要があるのか……。(3)のルートは予定ルートだし,登りでハードだが,時間的には同じような時間がかかる。下りれば迎えのバスも待っている。向かってみて,難しければ頂上を踏まないで北沼から下りればいい……。

 停滞するという第4の選択肢をもち,選ぶという覚悟も必要だったと思われます。

 

 (6)に続く

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