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刑務所見学の感想1

2015.08.18 17:33 | 特色ある教育・企画 | 投稿者:法学科2年 濱綾矢

 私は今回の企画で、初めて刑務所を訪れた。
 去年行われた最高裁判所見学にも参加していた私は、その時の楽しかった思い出から、今回の企画が発表された時も、ただ、面白そうなイベントが行われるなという程度にしか考えていなかった。
 しかし、実際に行ってみるとこれはただの見学ではなく、将来の私たちのためにも、意味のある行事だったということが分かった。

 私の中にある刑務所のイメージは、コンクリートでできた薄暗い塔の中に柵が有り、そこに受刑者が数人ずつ放り込まれているといった、映画などでよく見るようなものだった。
 しかし、刑務所に入ったことのない私の客観的な感想は、想像していたほど酷い施設ではないのではないかというものだった。
 確かに、決められた時間に起床しなければならなかったり、受刑者たちの中でもいじめなどがあるかもしれなかったりして大変だ。しかし、大人数の部屋では、トイレには扉があったし、何よりも驚いたのはテレビがあったということだ。私が見たときは、畳の上に寝転びながらバラエティ番組を見ている人や、昼間から寝ている人など、まるで自分の家かのようにくつろいでいた。
 それを見て、この刑務所での生活は、ある意味では裕福なものなのだと気づいた。
 一般の会社では、ブラック企業と呼ばれる長時間労働や残業代を払わない企業がある。それに比べ、刑務所では、作業は週休2日制できっかり7時間で終わり、三食付いて屋根や布団まであり、自由時間もある。
 お金がないからといって、いくつかの仕事を掛け持ちして過労死したり、職やお金がなくてちゃんとした屋根すらない公園などに住み着くより、わざと犯罪をして刑務所に入った方が良いと思う人は少なくない。
 私は、そういう人が本当にいるということを初めて知った。きっと、同じ状況になったら私もそうしてしまうかもしれない。
 しかしこれは、決して良いことではない。一度出所した人が、お金がないからといって何度も刑務所に入るというのを促しているのではないだろうか。
 そうならないためにも、刑務所に入りたいと思わせるような仕事内容ではいけない。一般企業では8時間労働やブラック企業が当たり前。7時間で終わって残業がない企業の方が少ないだろう。今日聞いた話では、7時間労働に慣れてしまった彼らは、出所したあと8時間も働く意欲がないのだという。社会に戻すための刑務所が、逆に意欲をなくさせるというのは問題である。
 そこで私は、刑務所は8時間以上の労働時間を設けてはどうだろうと考えた。通常よりも長い時間働かせることによって、外に出れば刑務所よりも少ない時間働くだけで済むと感じてくれるだろう。しかし、いくら受刑者でも人間なので、あまりにも長い労働は人権侵害などの心配もある。法律のギリギリのところの長時間労働にしてもらいたいと思った。
 出所したあとどうなるのだろうか。親戚などで、その人に住む場所があればそこへ行けばいいが、そうでない人は刑務所で稼いだ少ないお金でどこかへ住まなければならない。
 しかし、そんなお金をすぐに稼ぐのは無理だ。土地が安く、近くに家のない田舎などに出所したばかりの人たちの家などを建て、お金が貯まるまでそこにいても良いという場所を作るべきだと思った。

 今回この企画に参加できて、普段見ることのできない物を見ることができ、とても良い経験になったと思う。もしまた何かの企画があったら、ぜひ参加したいと思う。

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