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伊東洋晃研究室

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山梨学院大学現代ビジネス学部伊東洋晃ゼミナール(マーケティング論、商品学、ビジネス・デザイン専攻)のブログ・サイトです。

※ 2008年度まで、本学部で、講義をお持ちいただいていた青木茂樹教授(現在 駒澤大学経営学部)の研究室ブログのアーカイブも置いてあります。
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【2011年度Q&A】どのような基準でゼミを決めればよいのか(回答⑤)

2011.06.01 20:45 | ゼミ選択-先輩達の体験談 | 投稿者:Benjamin

回答者:伊東洋晃(指導教員)

現ビ2年さん、はじめまして(かな?)。
伊東ゼミ指導教員の伊東です。

この「相談室」は、1年前・2年前に君たちと同じく、ゼミ選択という“残り2年半の大学での学びの質を決する一大意思決定”をした君たちの先輩が、当時から今までに至る経験に基づきアドバイスをするという趣旨で伊東ゼミのゼミ生諸氏が開設したもので、本来、教員の私が出張ってお話しするところではありませんが、大変良い質問でしたので、他ゼミの様子も含めて今まで何年もゼミというものを見てきた私からも、助言させていただこうと思います(伊東ゼミの皆さん、よろしいですよね?私も伊東ゼミのメンバーの一人なのですから☆)。

【1】選択基準にはどんなものがあるか
まず、ゼミの選択基準にはどんなものがあるのか整理しましょう。オプション(選択肢)が明確になっていなければ、「どのような基準でゼミを選べばよいか」を考えることができませんものね。以下に列挙してみます。
①専攻で選ぶ
そのゼミが「どんな分野を専門的に学習・研究しているところか」で選ぶ方法です。経済学、経営学、簿記・会計学、マーケティング、コンピュータ、一般教養...いろいろありますよね。これは、ガイダンス資料を読めば、すぐに分かると思います。
②運営スタイルで選ぶ
ゼミは、極端に言うと、普通の講義科目のように“先生がきっちり教えてくれる”ところもあれば、“自分たち(ゼミ生同士)で切磋琢磨して能力を高め合う”スタイルのところもあります。多くは、その中間のどこかに位置するわけですが、オープン・ゼミに見学に行ったり、先生の研究室を訪ねて質問したりすれば、大まかなイメージはつくと思います。
なお、“自分たち(ゼミ生同士)で切磋琢磨して能力を高め合う”スタイルには、「自分たち」が、「同期のみ」なのか、それとも「先輩や後輩を含む」のか、その程度によって、様々なスタイルがあるでしょう。ちなみに、伊東ゼミは全学年合同で運営されています。
③先生で選ぶ
ゼミを指導している先生で選ぶ方法もあります。「2年半という長い大切な大切な時間を“賭ける”わけだから、先生との相性も大事」というわけですね。自分の好きな先生や、尊敬している先生のゼミなら、毎週ゼミに行く“気合い”も変わってくるかもしれませんものね。
ただ、気をつけなければいけないのは、君の知らない先生の中に、実はメチャメチャ相性の良い先生がいる可能性もあるということです。ここで、「君の知らない先生」とは、授業を取ったことのない先生だけではありませんよ。普通の授業の講義だけでは、その先生のほんの一部しか見えていない可能性もあるわけです。先生の研究室に行って、じっくり話をすれば、だいぶ見えてくるかもしれませんし、周りの友達に基礎演習での様子を訊いてみたり、先輩に相談したりするのも良いでしょう。
ちなみに、以下のような「アホ」な先生もいます(>_<)
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2011/01/010000205211.html
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2010/01/010000085817.html
④ゼミの雰囲気で選ぶ
ゼミの雰囲気で選ぶ方法もありますね。ここでいう「ゼミ」とは、もちろん、「ゼミ生」が大きな部分を占めると思いますが、オープン・ゼミに行けば、先輩たちが作っている雰囲気は、よく分かると思います。優しい先輩たちが多そうなゼミ、頭の切れがいい先輩がいるゼミ、和やかな楽しそうな雰囲気のゼミ、緊張感あふれる議論が交わされているゼミ...。しっかり目を凝らして見てみましょう!
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2011/05/191300124350.html
あと、それに加えて、アフター・ゼミや課外の様子なんかも聞いてみてはいかがでしょうか。「ゼミの時間はしっかり勉強、終わったらガッツリ飲み!」というゼミもあれば、「ゼミが終わったらササ~ッと帰っちゃう」という“あっさりした”ゼミもあるでしょうね。
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2010/08/152243225811.html
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2010/08/222205220642.html
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2010/08/231332135112.html
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2011/02/222100125653.html
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2011/02/232157222851.html
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2011/03/160914112900.html
でも、他に自分で決めた“なすべきこと”がしっかりとあって、自分だけの時間を大切にしたいというなら、「ゼミはゼミの時間だけ」っていうのも大切かもしれません。
⑤友達(同期のゼミ生)で選ぶ
一緒にいたい友達や、「コイツとだったら頑張れる!」って友達と同じゼミを選ぶという方法もあるでしょう。そう言えば、前記の“雰囲気”は、あくまで“先輩たちが作った雰囲気”ですよね。自分でゼミの雰囲気を作っていくときに頼りになるパートナーを巻き込む(or巻き込まれる)ってのも、大切かもしれません。
ただ、今までの自分とは違う“もう一つの自分”を作りたいという強い意志がある方は、敢えて、いつもツルんでいる友だちと違うゼミを選ぶという方法も良いでしょう。うちの矢巻くんのケースがそれですね。
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2011/05/271207121023.html
さらに、普通じゃ絶対に付き合うことのないタイプの人が集まっていそうなゼミに敢えて飛び込むというのも、“幅広いタイプと渡り合える自分”を鍛え上げるうえで、良い選択だと思います。

【2】(ある選択基準に基づいて)どう選ぶ方法があるか
では、【1】で挙げた何らかの基準を用いるとして、どのようにその基準を使って選ぶかという段に入りましょう。
ん?「基準をどのように使う」ってどういうことだ??
と思われるかもしれませんね。以下に例を挙げましょう。
①得意or苦手
例えば、【1】-①の「専攻で選ぶ」という基準を用いた場合、「自分の得意な分野のゼミに入って、さらに磨きをかけるぞっ!」という“長所を強化する”方向で基準に照らして選ぶ方法と、「自分が苦手な分野だけれど、将来、社会に出てから必要になるだろうから、ここで何とかしないと...」という“弱点を克服する” 方向で基準に照らして選ぶ方法があるのです。
【1】-②の「運営スタイル」を基準にする場合でも、同様に、基準の使い方には二通りありそうですよね?「人前で話すのが苦手だから、敢えて、ディスカッション度の高いゼミに入ろう!」とか、「自分は社交的なほうだから、ディスカッション力よりも、資格取得や専門性でゼミを選んで“中身”でも勝負できるようにしよう!」とか、あるいは、「人前で話すのには自信があるから、議論の盛んなゼミに入って、ゼミを盛り上げよう!」とか...。
②好きor嫌い
でも、もしかしたら、皆さんにとって、得意か不得意かは、まだ分からないかもしれませんね。
そういう時には、「好き/嫌い」や「反りが合う/合わない」といった感覚で選ぶ方法もあります。
普通は、「好き」や「反りが合う」ところを選ぶかもしれませんが、逆も“アリ”ですよっ。
私は、中学・高校の頃(ん?今もかなぁ...)、少ぉ~しだけ“いい子じゃなかった”ときがあったのですが、嫌いな先生の授業科目が一番伸びました。嫌いな先生の授業なんか、もちろん聞くはずもないし、むしろ、意識的に“聴いていませ~ん!”という態度を見せていたくらいなのですが、それで成績が落ちちゃったら、きっと先生から、「ほぉ~ら、ご覧。伊東は俺の授業を聴かなかったから、成績ガタ落ちだわ~♪」と嫌味を言われかねません。そこで、私は、「絶対に授業は聴かずに、あの野郎(←先生のことです...)をギャフンと言わせてやる!」と、家に帰ってから夜中の3時、4時まで、その科目を必死で勉強して、どんどん成績を伸ばしました(今考えると、非効率極まりない時間の使い方だったな...授業をちゃんと聴いて、夜中まで遊んでいたほうがいいに決まってるじゃん)。
教えられているうちは、頭はよくなりません。自分で勉強してはじめて、勉強になるのです。
あ、ちょっと話が逸れてしまいましたねm(__)m

【3】(ある選択基準に基づいて)どう選んだら『よい』か
さて、いよいよ本題に入ります。現ビ2年さんのご質問は、「どのような基準でゼミを決めれば『よい』ですか?」というものでしたが、その「『よい』ですか?」の部分です。『よい』ゼミ選択とは、いったい、どのようなことかという問題です。一緒に考えてまいりましょう。
①誰にとって『よい』か?
まず、誰にとって『よい』かという問題について、考えてみましょう。
もちろん、これは当たり前ですが、第一に“自分”にとって『よい』ことですよね。厳しいゼミに入って自分を鍛え、その他の生活(アルバイトや部活・サークルや遊び友達との時間など)も含め充実した大学生活を送るのが良いか、それとも、あまり自分に負荷をかけすぎないように比較的楽なゼミに入るのが良いか。自分の得意な分野のゼミに入ってさらに磨きをかけるのが良いか、それとも、苦手な分野にチャレンジして弱点を克服するのが良いか。好きな先生の下で学んで楽しくゼミ生活を送るのが合っているか、それとも、敢えて「この野郎!」と思う先生のゼミに入ってその先生をギャフンと言わせるために必死で勉強するのが合っているか(←私の場合 (笑))。いろいろと考えられますよね?
また、“そのゼミ”にとって『よい』かどうかで決める考え方もあるかもしれません。
例えば、「自分が入ることで、“そのゼミ”の『よい』ところをさらに伸ばして、未だ見ぬ後輩たちに、より『よい』自己成長の場を残してあげたい!」であるとか、「好きな先生のゼミを、もっと魅力的なゼミにしていきたい!」といった考え方です。こうした、“自分以外の存在にとって『よい』ことのために努力する”という動機は、非常に強い覚悟を生みます。私がよくお話しする「人のために戦う喧嘩は負けない」というヤツですね。
②「『よい』かどうか」は、いつ決まるのか?
それでは、この「『よい』ゼミ選択かどうか」というのはいつ決まるか、いつ判断すべきなのかという問題を考えてみましょう?
無事、首尾よくゼミに入ることができた時でしょうか?
おそらく、そうではありませんよね。
例えば、2年半経って、本学を卒業するときに、「あ~、このゼミに入って良かったなぁ~!」と思えるかどうかのほうが重要ですよね?
あるいは、社会人として忙しく仕事をするようになってから「あ~ぁ、あんなゼミに入るんじゃなかった...」と悔いるようでは、ゼミ選択は『よい』ものではなかったということになるでしょう。
あるいは、10年、20年経った後、ゼミの同窓会が開かれ、同期が全員集まって、自分も含めて皆、充実した人生を送っている様を見たときに、「あの時のゼミ選択は、私たちに一生の宝物を授けてくれたなぁ...」と思えれば、サイコーですよねっ☆
「入る」ことが目的ではないという点で、1年後くらいから始まる「就職活動」と似ているでしょう。
③「『よい』かどうか」は、どのように決まるのか?
さて、いよいよ、謎解きは最終局面に入ります。「『よい』かどうか」はいつ決まるかが分かったとして、それは“どのように”『よい』と決まるか、という問題です。
答は明白です。
その場にいる、否、その場を作っている一人である「自分」が頑張ることに尽きます。
口を開けて待っていれば、親鳥が餌を咥えて持ってきて食べさせてくれるのは、“ヒヨッコ”のうちだけ。自分の力で必死に頑張って自分の血肉になるものを探し、一生懸命自分で噛み砕いて、はじめて栄養になるのです。
先生やゼミ生によって「『よい』かどうか」が決まるのではありません。『よい』かどうかを決するのは、貴方自身の努力、自分のゼミでの過ごし方、自分の大切な学習の場であるゼミをどうするかなのです。
「いいゼミに入ったなぁ」という感覚は、「ゼミでいい過ごし方ができたなぁ」という“貴方自身”の思い出にほかなりません。
http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2010/06/220604115240.html

ゼミに入ったら、自分で必死に考えて選んだときの気持ちを忘れずに、どんなことがあっても、周りがどんなゼミ生であっても、先生がどんなにアホであっても(←私のことです)、自分が決めた道を着実に歩んでいくことこそが、「『よい』ゼミ選択」を、事後的に決めるのです。

仮に貴方が、第一志望のゼミの選考で不合格となり、二次募集で別のゼミに入ることになったとしても、「『よい』ゼミ選択」にすることは可能です。そこを、(カミサマから)自分に与えられた「最高の学習の場」として受け入れ、その場を自分のいるべき場として信じ、一生懸命、頑張りぬくことです。


以上、縷縷申し上げましたが、結論は意外にも簡単な当たり前のことでしたね。
でも、真剣に選んでください。適当にフラフラっとゼミを選ばないで欲しいです。しっかりと悩んでください。
そうすれば必ず、そこで頑張り抜く“覚悟”が生まれ、そうすれば必ず、「『よい』ゼミ選択」にすることができます。
(たぶん、ここまで読めた貴方なら、どのゼミでも大丈夫(^^))

後期から始まるゼミ(伊東ゼミは、夏から始まりますが...:http://blog.ygu.ac.jp/seminar/ben-itoh/blog/archive/2010/08/250845084623.html)を、一生懸命、楽しんで下さい!!

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